待ちにまったこの日。
雲行きがあやしく、時折雨が降る中、1年ぶりの山菜採りで野尻湖へ。 野尻湖湖畔にあるアウトドアスクール「サンデープランニング」の山の幸狩りツアーに参加です! 9時から晴れる・・・という天気予報は的中! 空が明るくなってきて、早速今日の山菜ポイントである新井エリアに出発です。 数ヶ月ぶりに再会するもと同僚のNさん、山菜採りも楽しみだったけど、こうして久しぶりに会えるのも嬉しいことのひとつ。 車を降りて、早速山の中へ。 川も長靴でジャブジャブと入っていきます。 雨に備えて、みんなレインコートを装着しています。 最初のポイントで早速喜びの声、 「コゴミ」です! ちょっと育ちすぎているもの、 ちょうど良いくらいにこごんでいるもの、 辺り一面様々な「コゴミ」でいっぱいなのです! ===「コゴミ」=== 分類:オシダ科 まっすぐに茎が立ち上がって葉を広げる姿がソテツに似ていることから「クサソテツ」とも呼ばれます。アクが少ないのが特徴なので、料理のバリエーションが広がる山菜。 ふと、こんな愛らしいコゴミも見つけました。 まるでよりそうカップルみたいですね(#^.^#) そしてさらに奥へと進みます・・・・・ 途中ではこんな山菜たちが。 ===「オオイタドリ」=== 分類:タデ科 春に赤みを帯びた芽を出す植物。夏には高さ3mにまで成長します。オオイタドリより小型で茎に赤い斑点があるのは「イタドリ」。 どちらも若芽を食べれますが、蓚酸が多いので食べすぎは禁物!先生曰く「1つか2つ」くらいが丁度いい食べる量のよう。 分類:ユリ科 花が咲く頃には葉が少ない(歯がない)ことから「姥」の字があてられたという由来。地下に鱗茎を持ちますが、春は新芽や若芽をゆでてお浸しや和え物に。秋から冬にかけて食用となる鱗茎をつけます。 ===「ニリンソウ」=== 分類:キンポウゲ科 柄の先に白い花を2輪つけることに由来。群生することが多いので、林の中を白い花で埋め尽くす光景はみごと。 花を1輪だけつける「イチリンソウ」は食用ではなく、さらに同じキンポウゲ科の毒草「トリカブト」は葉が似ているため要注意! ===「カタクリ」=== 分類:ユリ科 淡い紅色のユリ形の花をつけますが、花は葉が2枚のものにしか咲かないという植物。薄日がさすような場所に群生する多年草。その紅色の花が並んだ群生地の光景はみごと! 花が終わった後につける鱗茎から、昔はカタクリ粉を採ったといわれますが、現在のカタクリ粉はジャガイモからの採取がほとんど。 さっと湯がいて、甘酢漬けがおすすめです。 ・・・・・こうして校長先生について、山中を歩き廻るも、天候が崩れ・・・・・ あえなく中断。 青空の下のランチを期待していたのに、今回は車の中でお弁当を広げました。 午後は時々晴れ間が見えて、少しずつ散策を開始。 この日、狙っていた獲物は「ウド」 斜面に生えていることが多く、なかなか見つからない! 半ばあきらめかけて、列の一番後ろからすごい斜面を枝につかまりながら降りていると・・・・ 見つけた♪ (・・・とても写真が撮れるような斜面ではありませんでした!) ついに「ウド」を発見! しかも新芽を出して間もない、地上には10cmほどしか頭を出していない、やわらかな「ウド」。 大喜びで斜面にへばりつきながら、掘り出してみると・・・・・ けっこう大物♪ しかも掘る瞬間に香り立つ「ウド」の心地よいさわやかな香り! 最後の最後にテンションはあがりまくりです! ===「ウド」=== 分類:ウコギ科 実は大型の多年草で高さは2m近くになるものが多い。天然の山ウドは栽培もののウドとは格段に香りが違うと言われています。 春に地上に出てくる新芽は捨てるところがないというほど、多用できる山菜。新芽はもちろん、茎、葉、皮、袴・・・どれも美味しく食べられます。 そして皆で宿に戻り、またまた楽しい仕分け作業。 校長先生が念のため毒草が混じっていないか、また何と言う名前か、解説を入れながら、分けてくれるのです。 私達はこの日ロッジに宿泊するため、採った獲物はほとんど夕食の食材として提供。 夕食が楽しみです♪
by ytommy20
| 2007-04-28 22:35
| ネイチャー キッチン
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