バナナケーキを焼いた。最近パン作りのほうが多かったけど、やっぱりちょっとした贈り物にはケーキのほうがしっくり来るような気がした。人にあげておいしいねって喜んでもらえると私としてもすっごく嬉しい。今の世の中、デパ地下でもケーキ屋さんでも、かなり気のきいたケーキはたくさんあるけど、その中で手作りの良さって何かな~ってたまに考える。味や見た目は既製品にはかなわないけど、やっぱり素朴なおいしさはあると思うし、やっぱり何か・誰かのために作ったというハートがこもっているから、いいのかなぁとも思う。だからそこそこの出来でグルメな舌を満足させられるものではなくても、人と人をつなぐ方法として大切なことなんじゃないかなぁと思う。これは作る側のエゴだろうか?
さらに時々「えらいね」とか「いい奥さんになるね」言われると、その意味がよく分からなくなってしまう。別に「えらい」と思われたいからでもないし、ケーキなんて焼けるよりもメシ系が上手に作れる人や掃除が好きな人のほうがよっぽどいい奥さんになると思うし。いい意味で褒めてくれたんだと思いたいが、作った側としては「おいしいね」って言われるのだけでもすごく嬉しいものだ。それにはもっと実力もつけないと?かな? それはさておき、私は基本的にフルーツ(たまに野菜)を使ったお菓子やパンを作るのが好きだ。バナナは特に使いやすいし、手に入りやすいし、かなり使用頻度が多い。 スーパーでよく見かける品種は「フィリピンバナナ」。今回はさらにフィリピン産の中でも甘みの強い「スウィーティオ」を使ってみた。これは産地が海抜770Mの高地に限定されて、その寒暖の差によって甘みが増す・・・という。やっぱり甘みが強いほうがお菓子には向くと思う。また「台湾バナナ」も肉質が濃厚で甘みが強いので、向いているかもしれない。ただこちらは3~7月の間しか入荷しないようで、この季節は手に入らない。 栄養学的には食物繊維や肌荒れに効くビタミンCやB6を多く含み、さらには高血圧予防のカリウムも多いという。フルーツって体にいい成分が沢山あるんだけど、糖分も多いから食べすぎはよろしくない・・・とも。それじゃケーキにしちゃったら、もっとよろしくないかな? 栄養学的・生理学的には糖のとりすぎはよくないけど、精神的には必要な時もあるよ!・・・と思ってこれからも甘いもの作りを続けていくつもり。
by ytommy20
| 2004-08-24 01:10
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