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5月6日 薬膳料理レッスン

今日は広東料理専門のパクシェフによる薬膳料理のレッスンです。
まずは薬膳で使う食材についてのレクチャーを受けます。中医学に基づいた栄養学ともいう薬膳では食材の効能を知ることも大切!。
これらが今日のメニューで使う漢方などの食材たち
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クコや棗などもうおなじみの食材もありますが、いかにも漢方らしい香りのものもあり・・・これらをどう料理していくのか・・・わくわくです。
そして今日のメニューは・・・
5月6日 薬膳料理レッスン_a0035983_1292357.jpg* なつめときくらげの嘉美鶏蒸し
* 魚の漢方薬スープ
* クコとくるみの豚ヒレ炒め




嘉美鶏は餌に抗生物質などを使わない栄養豊富な健康な鶏肉です。これは昨日Keiko先生について市場へ買いに行ったもの。その場で締めてくれた新鮮な食材、こういうこだわりがお料理をより美味しくしているのだと思います。そして私も大好きなきくらげ、本場のものはとても肉厚!日本でよく小パックで売られているものは残念ながら安価なもののようです。
スープの魚は淡水魚の頭を使い、下味をつけてその後漢方とスープと共に蒸しあげる・・・というシンプルな調理法。でもじっくりと時間をかけて蒸すので出来あがりは味わい深く、魚のコラーゲンもたっぷり。すごく体にいいもの・・・という気がします。
豚肉も健味豚肉という100%香港産の餌に抗生物質使っていない豚肉、身はやわらかです。こちらは下味をつけて下茹(もしくは油通し)をしたものを炒める、という中華料理らしいもの。出来上がりの合わせ調味料のからみかたが絶妙で、ごはんが進みます!「薬膳」というと構えてしまいそうな雰囲気がありましたが、食材に少し特殊なものを使うというだけで、実はすごくシンプルなんです。
ここで使った漢方はレッスンの後パクシェフとKeiko先生の案内で近くの漢方局で購入することができました!さらに調味料のひとつ「黒糯米酒」という黒もち米のお酒もスーパーで購入!是非また再現したいと思います!
体にいいものを食に取り入れる「医食同源」の考え方、これは私ももっと取り入れていきたいもの。薬膳についてもっと学びたい!!という思いでいっぱいになったレッスンでした。
by ytommy20 | 2005-05-06 00:59 | @Kitchen
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